FXを始めてみたけど全然勝てない、手法やテクニカル分析の種類が多すぎて何を使っていいか分からない。
そんな悩みを持った経験はないでしょうか?
おそらく多くの人が、手法やチャートに表示させるべきテクニカルについて悩んだことがあるでしょう。
そこで今回は、初心者から上級者まで使っている移動平均線について紹介します。
移動平均線は、最も使っている人が多いテクニカル分析でもあり、初心者から上級者まで多くの人に使われています。
特に、現在決まった手法を使っていない人や、どのテクニカルを表示させるか探している人はぜひ参考にしてみてください。
移動平均線とは?
移動平均線とは、ある一定期間の価格を日数で割りだすことにより算出された平均を、線で結んだものです。例えば、5日間の移動平均線であれば、1日の終値を合計し5日で割って平均したものを1日ごとに計算して線で結ぶのです。
よく使われる移動平均線の日数として、短期線で5日や12日、中期線で15日や25日、30日や75日、長期で144日や200日があります。基本的に短期線であればあるほど直近の値動きに連動しやすく、長期線であればあるほどその動きはゆったりとしたものになります。
ちなみ移動平均線を見ることで、短期的や長期的なトレンドを見つけることができるのです。短期線が上向きであれば短期的な上昇トレンドであり、長期戦が下向きであれば長期的な下降トレンドと見つけることができるのです。そして基本的に、長期線で現在のトレンドを確認して、短期戦でエントリーポジションを見つけたりその日の売買について決めるために使われます。
移動平均線にはいくつか種類がある
移動平均線にはいくつか種類があり、代表的な移動平均線として
・単純移動平均線(SMA)
・指数移動平均線(EMA)
・加重移動平均線(WMA)
などがあります。
・単純移動平均線は、一番シンプルな移動平均線で、先ほど紹介した通りの一定期間の終値を合計して平均化した値を線で結んだものとなります。
・指数移動平均線は、単純移動平均線よりも直近の値を重視した平均線となります。そのため単純移動平均線と比べると相場の値動きに早めに反応する特徴があります。
・加重移動平均線も、指数移動平均線と同様に直近の値を重視した平均線となります。
実際に利用する移動平均線は実際に使ってみて、自分に合っている物を選びましょう。基本的に多くのトレーダーは単純移動平均線を利用しているので初心者の方であれば、まずは単純移動平均線を利用してみるとよいでしょう。